11年生 第一東京弁護士会協力の下、裁判員制度集中授業が
行われました。
今年で4回目となる裁判員制度集中講義が行われましたので、その様子をお知らせします。これは第一東京弁護士会協力の下、8名の弁護士(塩谷貴崇之弁護士他7名)の方が来校され、模擬裁判事例を視聴後、各クラスに分かれて裁判官役として抽選で選出した裁判員役の生徒とともに判決まで出すというものです。
いよいよ今月下旬から裁判員制度が開始されるということもあり、”本番直前”での真剣な議論が交わされ、どのクラスも討議時間が足りないほどでした。
模擬裁判事案:
弟が暴れる兄を布団に押しつけて窒息死させた。殺意の有無、正当防衛か、過剰防衛か、実刑か、執行猶予かなどが争点とされた。
11年各クラス判決は次の通り:
妙高 | 殺人罪 | 懲役3年 執行猶予4年 |
大雪 | 殺人罪 | 懲役5年実刑 |
苗場 | 傷害致死罪(過剰防衛成立) | 懲役3年 執行猶予5年 |
十勝 | 殺人罪 | 懲役10年実刑 |
石狩 | 殺人罪 | 懲役6年実刑 |
羽黒 | 殺人罪(過剰防衛成立) | 懲役3年 執行猶予3年 |
吾妻 | 傷害致死罪(過剰防衛成立) | 懲役2年 執行猶予4年 |
蔵王 | 殺人罪 | 懲役2年 執行猶予5年 |
2009/05