TOP授業レポート03

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今日は購買部の担当者とスウェット業者の方々との今年度初めてのミーティングです。

 


 

授業がスタートするとすぐみんなで席をロの字にセッティング。
メンバーが席についた頃に購買部の方が2名、スウェット業者の方が1名いらっしゃいました。

最初に新しく入ったメンバー4名を紹介し、
「昨年は12名でしたが今年のフリーシャスは15名になりました!」と社長が報告。

 


 

その後は、昨年の流れから現状の確認、社長がつくったマスタースケジュールを参照しながら、今後どのように具体的に進めていくことができるのかが話し合われました。

どのスウェットにプリントするのかを決定するために、改めてカタログを見て検討を進めます。
カタログ上ではプリントできる場所が限られていることに気づいたメンバーがさっそく質問を投げかけます。

 


 

「ポケットや縫い目のある場所はプリントによっては欠けてしまうことがあるので、カタログ等に掲載する場合には100%プリントできる場所のみ表示している。基本、こちらでは相談の上対応します」
との答えが返ってきました。

 


 

続いて、デザインの確認と広報、販売促進の際に使用するため、商品サンプルの制作期間はどのくらいなのかを確認します。
通常2週間ぐらいだけれど、この6,7月は夏物のTシャツのプリントが工場に大量に入ってくるので、3週間近くかかるかもしれないとのことでした。

 

 

まだ広報と販売戦略の計画を立てる前なので、サンプルをいつまでにどのくらいつくるか、サイズ展開はどうするか?などがすぐには決まりません。

1人1着つくる・・学年ごとに1着あれば良い・・・
デザインの確認だけなら1着で十分・・・
みんなの集まる会でサンプルを見せてPRする・・
校内アナウンスも頻繁にかけてみる・・・

様々な意見や疑問がメンバーからあがります。

そんな中で購買部の担当者の方から貴重なアドバイスがありました。

 


 

「逆算して発注時期を考えればいい。段階的に進める方法もある。まず予約注文を受け付ける。9月の発売スタート後は定価で出すが、予約注文の場合は早割で少し値段を下げるとか。予約受注数がある程度見込めれば根拠ある数量で発注も可能になる」

そして、先週、先生からも話があった販売場所についても、
「購買部のキャンパスストア(店舗)で販売した場合、フリーシャスへの利益が還元できないが、購買部がスウェットを仕入れ、フリーシャスが販売を全面的に請け負うということなら利益の確保が可能。その場合、お金の管理を自分たちで行う必要があります」
と伝えられました。

 


 

それを受けて、メンバーから
「フリーシャスが販売を請け負った場合は購買部に協力してもらえることはあるのでしょうか?」
と質問が上がりました。

購買部からは、釣銭などの用意や広報について協力可能であることや、キャンパスストアの店舗以外ならスペースを提供できることなど、フリーシャスにとってとても有意義な情報を引き出すことができました。

販売をどのようにするのかはまだ正式決定できていませんが、マージンの課題についても、まず、フリーシャス側が希望する値段を提示することになりました。

 


 

その後、スウェット業者の方からは「なぜアウトレットがあるのか?」から「販売コストの仕組み」について興味深い話がありました。
また、最後に購買部の新しいご担当者の方からも
「みなさんがこの取り組みでアンケートを採り、アイデアを出してつくったこのスウェットは、素晴らしい価値と魅力をもった商品です。自分はいままで大学の方にいて、大学生も同じような取り組みを行って商品を販売したりしているのを知っている。場合によってはその販売時期に、このスウェットを売ってみるのもいいのではないでしょうか!」
と激励のメッセージをいただきました。

さあ、やることが盛りだくさんです。
来週の授業日前にみんなで集まって、どんどん前に進めていくことになりました。

 


 

新しく入った高校1年生が社長のもとに駆けつけ、自分としてのアイデアや意見を伝えていました。
また、他の高校1年生のメンバーも遅くまで社長と共に話し合っていた様子。
頼もしいですね!

先生も後ろで見守りながら、生徒たちの成長と力強さを実感されていました。

これからどんな展開になっていくのでしょうか!