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今年度の自由研究がスタートしました。
初日の今日は高校1年生が、これから自分が取り組む自由研究を決めるために、様々なテーマで行われている自由研究の教室を回ります。そして高校2,3年生は、興味や関心を持って教室に入ってきた1年生に、自分たちの自由研究の取り組みについてオリエンテーションしていきます。

「企業研究」の教室には、すでに興味を持って参加している1年生が4名います。

 


 

まずは先生が、一昨年、起業シミュレーションという取り組みで「フリーシャス」という会社を立ち上げ、スウェットの商品開発を行い、昨年は実際に販売をしたことと、さらに企業からの課題に取り組み提案を行ったことなどを伝え、その後すぐにフリーシャスの新社長にバトンタッチし進行を任せます。

 


 

新社長から、「僕たちフリーシャスは・・」と、会社の成り立ちや企業理念、ビジョンを伝えた上で、昨年度は商品であるスウェットを天空祭で発売し、その後は企業から出された課題にチームで取り組んだことを話します。

「すべて自分たちの力で解決していきます。内容の濃い1年でした。企業研究は自由研究の中でも、一番内容が濃く、深くやっていると思います。3年間取り組んだら必ず将来役立つ経験になります。9月の天空祭に向けて一緒にがんばっていきましょう!」と力強く伝えました。
社長の熱意を受けて、1年生も真剣な眼差しで話を聞いています。

その後は先輩が1年生に、昨年度の取り組みの経緯や詳しい内容を話すことになりました。すぐさま3つのグループに分かれ、お互い向き合って話し始めました。

 


 

緊張した様子の1年生に
「たいへんなことより、得るものの方が多いよ」
と、やさしく伝えます。

「特別に何か必要なことはあるんですか?やらなくてはいけないことってありますか?」
といった1年生からの質問にも、メンバーがそれぞれ丁寧に答えます。
「やる気さえあれば大丈夫!」
と後輩たちにエールを伝えていました。

 

 

社長は、教室の入口を覘いていく1年生に声をかけたり、他のメンバーに
「そのグループに説明してあげてください」
と促したり、全体を見ながら行動しています。

 


 

「人数制限ってあるんですか?」
と質問が上がるほど、多くの1年生が教室を訪れていました。
じっくり説明を聞き、さっそく数人の1年生がエントリー。

 


 


 

2,3年生のメンバーは、数多くの1年生が興味を持っていたことに、
「やっぱり天空祭でスウェットを販売したからだね」
とうれしそうに話していました。

 


 

フリーシャスのメンバーは、しっかりと自分の言葉で活動の体験を伝えていて、とても説得力がありました。
1年生たちはそんな先輩たちの言葉から、その熱意や想いを受け取ったのではないでしょうか。

 


 

「新入社員がいっぱい入ってきそうだね」と声をかけられた社長は、「そうですね!」とうれしそうな笑顔でした。

3年目のフリーシャス、どんな飛躍が見られるのでしょう。