TOP授業レポート03

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今年度31名のメンバーが決定し、ほどよい緊張感と高揚感の中でワークが始まりました。

この1週間の間に、すでにメンバー全員でミーティングを行い、学内でのリサーチを進めていたようです。
昨年までは机を円形に並べて、みんなで向かい合うミーティングスタイルでしたが、人数が増えたため机はそのままでスタートしました。

「後ろの方に座っている人は前に来てください~」
「新しく入った人は、クラスと名前と選んだ動機と、やってみたいことなどあったら伝えてください!継続のメンバーは昨年まで何をしていたかを伝えてください」
と社長が呼びかけ、全員が席に着いたところでまずは自己紹介をすることに。

 


 

「ペガサス祭(文化祭)で活動を知って、入りたいと思いました」
「経済に興味があったことと、みんなでひとつのものをつくりあげていきたいと思ったからです」
「昨年、企業のことを研究し発表しました。引き続き進めていきたいと思いました」
「たいへんだけれども、やりがいがあると聞いて」
「ショップオーナーになるのが夢です。いろんなことにチャレンジしていきたいです」
「会社を立ち上げたいと思っています」
「社会に出たときにいちばん役に立つと思って選びました」
「やりたいことはこれから見つけていきたいです」
「商品をつくってから売るまでを知りたいと思います」
選んだ動機は様々ですが、ペガサス祭でのスウェット販売を見て興味が沸いたというメンバーも多く、印象的だったようです。

これまでのメンバーも昨年の活動を振り返り 、
「後輩が入ってきたのでがんばりたいです!」
「昨年の反省点を活かして、みんなに伝え、次に進めていきたいと思います」
「戦略部門で活動した経験を生かして、今年も営業に携わりたいです」
「楽しくやっていきたいと思います!」
決意も新たに堂々と、後輩たちに伝えました。

 


 

「では、これから所属する部門を決めていきます!」
社長が、準備してきた組織編成をホワイトボードに描きます。
部門は“マーケティング(営業、会計)”、“商品開発(デザイン、ディスプレイ)”、“市場リサーチ部門(広報)”の3つです。
内容を簡単に説明し、副社長を2名、各部門にチーフ、各課にディレクターを配置することを伝えます。
今年は昨年までの戦略部門を、社長と副社長と各部門のチーフで構成するようです。

「みんないいですか?自分が何をしたいのか、どこの部署で働きたいのかを決めてください」
自分のやりたいポジションが決まっている先輩たちは静かに決定の時を待ちます。
1年生は近くのメンバーと
「どうする?どの部署でも楽しそうだよね!」
と話し合っています。

 


 


 

「広報って何をするんですか?」
といった質問には社長がひとつひとつ丁寧に答えていました。

 


 

時間になり、まずは副社長、チーフ、ディレクターの選任です。1年生からも積極的に手が上がりました。

 


 

会計課、デザイン課のディレクターに1年生が着任。
広報課と営業課は、1年生と2年生から立候補者がいたため、社長の提案で、候補者が意思表明を行い、それを聞いてみんなが選ぶこととなりました。各立候補者はそれぞれにしっかりと自分の想いを伝えていました。

広報の候補者の2人は、
「今流行っているものはどういうもの?」
という先生からの突然の質問にも、即座に自分の考えを述べていました。

両部署とも最終的に2年生のメンバーが選ばれましたが、社長が
「1年生なのにすごいガッツだと思います」
と、その気概を称えました。1年生の熱意もフリーシャスの大きな原動力となりそうです。

 


 


 

その後は各メンバーが希望を伝え、各課の調整もスムーズに進み、授業時間内に組織が固まりました!