TOP授業レポート13

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授業がはじまり、まず社長から『ペガサス祭』(学園祭)での“マフラータオル販売”の収支報告がありました。

 

 

 

「200枚完売し、その利益から給料を支払いたいと思います。どのように配分したらいいのかいろいろ考えました。自分だったら能力給にしたいなと思いましたが、今回は年功序列を採用して自由研究の経験年数で給与を割り振ることにしたいと思います。異論がある人いますか?」

社員は神妙な面持ちで聞いています。

寄付金、繰越金の割り振りについても、その内訳も含めての説明が続きます。
誰からも異論は無く、利益の分配方法については計画通りに進めていくことになりました。

 

 

その後は、『コスモス祭』(大学の学園祭)や体育祭に向けて、各課で業務を進めました。

デザイン・商品開発は、『ペガサス祭』で実施したアンケート(新商品“Tシャツ”と“スウェット”について)の結果をまとめるメンバーと、Tシャツのデザインモチーフにする “エンブレム”について調べるメンバーに分かれて、作業をどんどん進めていました。

 

 

「とにかく玉川学園の大学生をツイッターでフォローしていこう」
「ポスターはどうする?」
広報部は、『コスモス祭』に向けた広報戦略を話し合います。

 

 

ディスプレイ課は、次なるディスプレイのアイディアをそれぞれに出し合いました。

 

 

マーケティング部は、販売戦略を立てます。
来場者数などを調べながら、どのように売っていくのかをみんなでブレスト。社長も入って、知恵を出し合いました。

 

 

会計課は、今回の利益から出す寄付金をどこにどのように使うかリサーチ。
「いつもお世話になっている守衛さんとか、そういう人たちに何かお返しするのはどうだろう?」
等身大の視点で、いろいろとアイディアを出し合っていました。

わからないことや相談したいことがあったら、各課のチーフやディレクター同志がすぐにコミュニケーションをとり合い、スムーズに連携し進めていました。
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授業の後、社長と副社長の3人は、『コスモス祭』での販売スペース確保のために、実行委員会の大学生にプレゼンテーションすることに。手際よく準備を進めていました。

 

 

 

先生のアドバイスも受けながら、プレゼンのリハーサルを行い、同じ敷地内にある玉川大学へ向かいます。

 

 

会場に行くと、大学生がたくさん!
いつもとは違う場所でのプレゼンテーションでしたが、社長が中心となって、堂々と自分たちのプランを伝えました。

 

 

「コスモス祭で販売するメリットとデメリットは?」
「アンケートの対象には大学生がどのくらい含まれているのか?」
などなど、大学生からの質問に、ひとつひとつ誠実に丁寧に答えていました。

 

 

学内が一部工事中のため、例年に比べスペースが限られ、大学側も出店を慎重に選ぶ必要があるとのこと。
結果は追って連絡があるそうです。

最後は大学生から「がんばって!」という声が掛かり、プレゼンテーションを終えた3人。
「おつかれさまでした!」
先生も3人と固い握手を交わし、激励していました。