TOP業務報告06

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こんばんは。
遅くなりましたが6/29日分の業務報告を行いたいと思います。

以前から予定されていた第1回購買部へのプレゼンテーションが行われました。
各部署、原稿を準備し万全の状態で迎える事が出来ているように思えました。

ディスプレイ課は、すべてを取りまとめていたディレクターが当日欠席してしまうというアクシデントもありましたが、課の社員全員でそのぶんをカバーし合っているところをみて、各部門にチームワークが出てきたのだと実感する場面もありました。

半分以上の社員にとって初めてのプレゼンテーションでしたのでその点ではよい発表が各自で来ていたと思います。

質疑応答の際には、プレゼン前から硤合先生に質問されていた事と同じ内容が質問され、びっくりしました。

しかし事前の硤合先生の指摘の甲斐もあり、落ち着いて対応して自分たちの思っている事が発言できました。リハーサルの大切さを痛感した一場面でした。

また、購買部の方からは
「新商品のセールスポイント、売り、ってなに?」
「コンセプトを明確にするべきだ。」
との意見を頂きました。

去年販売したスウェットには、
「高校生によって制作された商品」というキャッチセールスがありました。

今年の新商品(Tシャツ、マフラータオル)のセールスポイントについて、社員全員がもう一度考え直さなくてはいけないのだと感じました。

「安さ」なのか、「デザイン」、「素材」「ブランド」なのか。

市場リサーチを元に、企業の理念に振り返って、決めていきたいと思っています。

プレゼンテーション終了後、各部門のチーフとディレクター、副社長と社長を残して、購買部の方々との具体的な打ち合わせを行いました。

そこでは主に、
新商品の工場探しについては、購買部がある程度調査を行ってもらえる事が可能で、
マフラータオルの工場に関しては、マフラータオルが一過性の商品である事から、自分たちで発注を掛けた方がコスト的にも安く納まるという事になりました。

また、Tシャツのデザインに施されている「エンブレム」は、玉川のエンブレムを参考に自分たちでデザインをすることになりました。

そして、freeciousから購買部に何かリクエストはないかと逆質問をされました。
購買部としては、体育祭、コスモス祭での販売スペースの貸し出しだけでなく、ネット販売などの協力をしていただけることになりました。

自分の考えとしては、長期販売を見据えた商品開発を行うことで、購買部の販売スペースにfreeciousの特設コーナーを設けて、販売できたらと思っています。

今のfreeciousはペガサス祭やコスモス祭などのイベントでの販売を目指していますが、今後の会社の方針としては、イベント品ではなく、長期販売が可能な定番商品の作成が必要だと思います。一過性ではなく、長期の視点で商品開発を行う。

とても重要な視点だと勉強になりました。

今回のプレゼンテーションでは、今後の活動の方向性をより明確にすることができました。
多くのサポーターの方からいただいたアドバイスを自分たちに役立てるように活動していきたいと思います!


玉川学園高等部
freecious代表取締役 伊藤健一郎
サポートコンサルタントからの返信 2012.7.13

伊藤代表取締役
Freeciousのみなさま

先日の購買部へのプレゼン、大変お疲れ様でした。
すべての部署でチームワークよくしっかりと話せていて、とても素晴らしいプレゼンでした。

いよいよ商品化に向けて佳境となってきますね。
ここからはビジネスでは非常に面白いフェーズでもあり、いろいろと骨が折れる部分でもあると思います。

ぜひ自分達だけでなく友達にも自信を持って推薦できるような、Tシャツやマフラータオルを開発してみてください。
まず、まわりの友達に売れなければ、それよりも関係性が遠い人たちに売ることは難しいですからね。

また、伊藤くんをはじめとするマネジメント層のみなさんは、社員たちの自由闊達な議論やアイディアを促進しつつも企業として利益をしっかり出し、事業としても次年度も存続できるように、売上などの数値管理や適切なポートフォリオを意識してください。さらに、長期的かつ俯瞰的に見ていってください。

最後に、昨年からの改善点である魅力的な売場づくりについてのアドバイスです。
みなさんはこれから夏休みに入り、様々なお店に足を運ぶ機会が増えるかと思います。
その際、どんな売場だったらお客さんがたくさん訪れてくれるのかといった視点でお店を分析してみると、いろいろな気付きやヒントがあると思います。
立地、店舗の雰囲気、商品の陳列、スタッフの接客など肌で感じてみてください。

それでは、新しい商品を拝見できる日を楽しみにしてます!

サポートコンサルタント
金居