TOP業務報告03

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今日は自由研究がなかったので、今週の水曜日の業務報告をしたいと思います。
11月10日水曜日の放課後、取締役の物井さんと市場リサーチ部の田中さんと私で、購買部を尋ねました。
今回の目的は2つありました。
1つ目は、前回山本さんから出されていた課題に対する私たちなりの解答を提示すること。
2つ目は、スウェットを作ってくださる会社の社長さんでいらっしゃる秋葉さんという方と具体的なデザインの話し合いを行うというものでした。

16時過ぎ、今回はそあい会長も含めて、4人で塚田さんと秋葉さんのもとを訪ね、1つ目の話題から話し始めました。山本さんから出されていた課題、それは価格の問題です。
前回の話し合いの際、1000円台なら最も多くの生徒が買うというアンケート結果をもとに、私たちは価格を下げて販売したいと言う事を提案しました。それに対して山本さんは、1000円台にまで商品価格を下げることは困難であることから、会社としてどのくらいの人数に買ってもらいたいのかをもう一度考え直してほしいとおっしゃいました。

より安い商品を新たに作りなおして、多くの人に買ってもらうのか、それともある程度価格は高くても、その価格になる価値はあると認めてもらえるような商品を作るか。2つの選択肢を出され、その後の話し合いで、私たちは改めて今回のスウェットに対する思いを確認しあい、新たな商品を今から作り直すのではなく、価格に見合ったスウェットを作り、販売していこうと決めました。玉川のブランドグッズとしての価値を保つためにも、他大学の半分の価格にとどまる1000円台でスウェットを売るよりも、他大学と同じ価格でありながら他とは違った工夫を見せることに力を入れることにしたのです。

私たちの思いを購買部の方に伝えた後、私たちはスウェットを作ってくださる会社の秋葉さんに、私たちが工夫したいと思っている点を説明しました。他のスウェットにはないデザインとは、ただの印刷ではなくワッペンを付け、立体的なデザインにすることです。最近の高校生に人気な「Abercrombie&Fitch」などの海外ブランドのパーカーやTシャツには、ダメージ加工の施された布がブランド名に切り取られてシャツの上にミシンで縫われています。今回は実際に社員の私物である海外ブランドのパーカーを見せることで、より分かりやすく説明することができました。
男子案の場合は、TMGWは印刷で、Since 1929は白い布を使った立体的なデザインに、また女子案はTamagawa Academyの部分を印刷ではなくベロア素材などの異なる素材で作りたいということを説明しました。
また、私たちの会社のロゴマークをタグにして、ポケットの横に縫い付けることも提案しました。

今回の話し合いでは、今まで私たちが提案してきたスウェットに関するデザインを全て秋葉さんや購買部の方に伝えることができ、非常に有意義なものとなりました。また、秋葉さんも新しいスウェットのデザインに共感してくださり、秋葉さんにしか分からないアドバイスを沢山いただきました。直接会って話をし、新しいアイデアがどんどん生まれるたびに、商品開発をやっていて良かったなと思えます。様々な人と意見を交わし、これからもよりよい商品を作っていきたいです。

確実な目標は、玉川学園展でスウェットをお披露目すること。私個人の夢としては、玉川学園展の準備週間に実行委員がfreeciousのスウェットをはいて活動していること・・・。
難しいことは分かっていますが、できるだけの努力をして、商品化にこぎつけたいと思います。
今回は、お忙しい中私たちが矢継ぎ早に注文する無理難題に一つ一つ丁寧に対応してくださった秋葉さんはじめ、塚田さん、そあい会長に感謝したいです。
早く自由研究の時間が来ないかな!決断しなければならないとてもきつい時期だと様々な方がおっしゃっていたけれど、少し希望が見えてきて嬉しい私でした。
サポートコンサルタントからの返信01 2010.11.19

Freeciousのみなさん

いつもお疲れ様です。

牛久社長からの情熱と想いのこもった業務報告、
大変わかりやすかったです。ありがとうございました。

新商品開発という決して容易ではない道に挑戦するみなさんは、
いろいろと悩んだり迷ったりすることもあると思います。
しかし、起業した当初の春頃と比べて、
みなさんは目覚ましい成長を確実に遂げています。
ぜひ自信を持って、今まで通り楽しみながら、
みんなで残りの期間も進めていけたらと思います。
最後まで全力でサポートさせていただきます!

サポートコンサルタント
金居
サポートコンサルタントからの返信02 2010.11.26

いつまでに、何を、どのレベルまで完了させていなければいけないか、
タスクをそれぞれが認識できるレベルまで落として動けば
今まで以上にスピードUPできるかも?

これまでどおりfreecious社の思いをひとつにがんばってください!!

サポートコンサルタント
小田裕子
サポートコンサルタントからの返信03 2010.11.30

牛久社長、メンバーのみなさん

NTTの斎藤です。ご無沙汰しています。
本プロジェクトの初期の頃に参加させて頂いたことが
ありましたが、7月から熊本に転勤したため、
その後お伺いすることができませんでした。

今回の業務報告を拝見して、
検討内容が格段に進歩しているとともに、
皆さんが悩み苦しみながらも、目的を見失うことなく楽しんでおられる様子が伝わってきて、感動しています。

価格と品質、或いは顧客のニーズと自分たちのやりたいこと、
そういったトレードオフを考え、悩み抜いた上で
何かを決めるという経験は、これからの時代を生きる上で
きっと大きな財産になると思います。

これからも正念場が続くとは思いますが、
チームの皆さんのエネルギーを結集すれば、きっと納得のいく
商品が開発できると思います。
これからも、遠く離れた九州から、応援しています。

サポートコンサルタント
斎藤祐樹