TOP授業レポート15

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購買部へのプレゼンテーションの日となりました。

 


 

自分たちがいつも学んでいる場所に購買部の方がいらっしゃいます。 自分たちのホーム(教室)でプレゼンテーションできるアドバンテージをどう活かせるのでしょうか?

 


 

時間ぎりぎりまで配布資料やパワーポイント、発表順の確認などの準備をします。そして、いつものように円形に配置した机の中央の席を購買部の 方々に用意して教室に迎えます。

 


 

まずは、社長が自己紹介とともに名刺交換をします。いよいよプレゼンテーションの始まりです。

はじめに社長がフリーシャス社の紹介を行い、 続いて各部署が、これまでの活動の経緯とそれぞれの提案を伝えます。

 


 

最初は営業部。販売戦略を3つのポイントに絞って考え、具体案を伝えました。3名の営業部員がうまく役割分担しそれぞれが力強く発表しました。

 


 

市場リサーチ部は、商品(スウェット)が、「企業理念に合っているか?」「ほかの学校を意識した商品かどうか?」「誰を対象に販売するのか?」を考え進めたことと、昨年のアンケートを再考し、2回のアンケートを行ったこととその概要を伝えます。

 

 

商品開発部は、昨年の課題を踏まえて市場リサーチで実施したアンケート結果と営業部が確認してきたスウェットをもとに、商品開発することを 念頭に進めたことをまず伝えます。

 


 

さらに、アンケート結果を基に考案した男女別デザインのサンプルを提示。一部未完成なところもあるが、できるだけ実物に近いサンプルを目指し、プレゼンの直前まで手作りで作業した力作を提示することができました。

 


 

さらに、アンケート結果を基に考案した男女別デザインのサンプルを提示。一部未完成なところもあるが、できるだけ実物に近いサンプルを目指し、プレゼンの直前まで手作りで作業した力作を提示することができました。

フリーシャス社のメンバーは、今回もらった意見や指摘部分を踏まえて今後の進め方について改めて連絡することを伝えました。購買部の方々はそれを受け入れ、教室を後にしました。

プレゼン終了後、ひとりひとり振り返りを行います。社長は、先週不在で最終的に統括できなかったことを申し訳なかったと皆に伝えました。

 


 

市場リサーチの各メンバーは、「準備不足だった」「情報共有が必要、今後心がけたい」「ひとりひとり理解が足りなくて、何をしていいかわからないこともあった」「ぐだぐだだった」と、アンケートの不備への指摘を受け止め、今回自分たちができなかったことを、しっかりと見つめていました。

それに対して社長からは、「今回のことで、アンケートがいかに重要かよくわかった。受け身にならずに主体的に、わからないことがあったらすぐ聞こう。市場リサーチは仕事も多かったから今後は情報共有していくのが必要ですね」と声がかかりました。

 


 

商品開発部は「もっと丁寧につくればよかった」「購買部の方々の話を聞いていて、なるほどそうだなぁと思った」「わからないところはそのままにせず、もっと質問して進めていきたい」と熱く語ります。

社長は、「商品開発だから伝えられるところがある。昨年の提案はこんな布地をつかって見せるところまで行けなかったので、ここまでできてすごいよ!」と、その努力を称えていました。

 


 

営業部は「このプレゼンのおかげで今後やるべきことが見えた。それが今回の収穫だ。」「部として伝えたいこと全て伝えられた。でも、自分たちの解釈で進めてしまったところがあったので、もっと周りを見て聞いて進めていきたい」「購買部の方々から言われて、他の部署との連携がなかったことに気がついた。今後、視野を広げて進めていきたい」とそれぞれに実感のこもった意見が交わされました。

 


 


 

全メンバーの振り返りを聞いて、サポートコンサルタントから今回の感想とともに、「相手の気持ちを考え、何の目的のためにやっているのか?主目的をずらさないことが大事」「フリーシャスにどれだけ愛をもっているのか?自分たちの会社が出す商品にどれだけ気持ちを込められるのか?その熱意がものごとを動かす力になる」など、様々な視点からの意見、アドバイスがありました。

 


 

先生からは、「9月にプレゼンがあるということは夏休み前から決まっていたこと、準備不足なんてありえない。この後本当に進めるのか?これで一区切りして次の新しい取り組みに行くのか?自分たちで考え決めなさい!」と、厳しいながらも、フリーシャスのさらなる自立を促す言葉が告げられました。

 


 

社長含め各部の責任者が応え、「こまでやってきたから、自分たちのスウェットを売り出すまでやりたい」という意思が確認され、さらに前進することになりました。

その後、次なる展開への流れや進め方についてサポートコンサルタントも交えての話し合いが続きました。

本当にお疲れ様でした。
今後のさらなる飛躍、期待しています!